現代社会はインターネット全盛の時代のため、高齢者であってもパソコン、スマートフォンを利用して、インターネットにアクセスする人が多い時代となりました。
そこで良く利用されるものがパスワードです。パスワードについては、ショッピングサイトのログインページ、もしくは会員専用ページで使用することが多いのですが、「パスワードは安全なパスワードを入力してください」というふうに、ログインページなどで、安全なパスワードについて案内されることが多いものです。
人によっては、「安全なパスワードとは何なのか、どうして安全なパスワードが必要なのか」と考えてしまう人もおられるのですが、今では、メールアドレスがIDの代わりとなっていて、パスワードは、アカウント登録時に作成したものが多くなってきました。つまり、パスワードが簡単な場合は、簡単に不正利用されてしまう危険性が高いのです。
メールアドレスについては、SNSなどで連絡を受けた際に発覚することもありますし、今では誰もがフリーメールサービスを利用しているため、おおよその検討がつくという難点を抱えています。
そのため、より強固なパスワードを生み出していない限り、絶対に安全と言える状況でインターネットを使用するのは難しいと言えるのです。また、どうしてもパスワードを変えたくない、複雑な安全なパスワードを作成するのは面倒という場合は、以下の方法で対処すると良いでしょう。
まず、安全なパスワードの代わりとなるものに、二段階認証というものがあります。
二段階認証については、Google、Apple、microsoftといった、有名なサイトにアクセスする際は、必ず求められるようになっている認証のことで、ID、パスワードでログイン後、さらに秘密のパスワードを求められる、もしくは、発行されるコードが登録されているメールアドレスに届くという形で、二段階目の認証が行われるシステムのことです。
近年では、銀行で良く利用されているワンタイムパスワードというものも増えてきました。こちらはパスワードが発行される形で、毎回のパスワードの確認は、登録されているメールアドレス上で行う仕組みになっているのですが、不正利用を避ける上では重要なサービスです。
これらの機能を利用されるのであれば、安全なパスワードを作成する必要はありません。
次に、安全なパスワードを作成するための基礎知識を案内しますが、安全なパスワードというのは、自分そのもの、生活と無縁のものを作成するようにしましょう。例えば、2000年1月1日生まれという理由で、「20000101」というパスワードは危険性が高いと判断されます。
重要なのは、英数字、記号を使用していること、12文字以上のパスワードであること、そして、不規則に並んでいることです。そのためパスワードは、「2xab0qlw00bpc」のように作成されていると、より安全な状態でパスワードを使用できるようになります。
前述のパスワードは、2000をランダムに配置してあるパスワードで、こちらに記号が入っていると、より強固で安全なパスワードになるのです。