SNSに要注意!危険なリンクをクリックしてしまうのは良くない!

インターネットセキュリティ上で、今では他人事ではない問題の1つに、SNSの利用における危険なリンク、乗っ取りの問題が良く知られるようになってきました。

なぜ、SNSを利用した際に危険なリンクをクリックしてしまうのかというと、SNSに存在するユーザーの多くは、なにかしらのリンクを設置することが多いためです。twitterであればハッシュタグを見ることが多く、その他のリンクが設置されている場合も、不信感を抱かれるケースが少ないのです。

また、どうして危険なリンクをクリックするのは良くないのかというと、それは、不正アプリ、ウィルス感染の問題が待っているからです。SNSを通じて危険なリンクをクリックすると、通信時の情報をすべてキャッチしてしまいやすくなり、その際にはスマートフォンが無防備になってしまいます。

この時に不正アプリ、ウィルスが仕込まれるようになっているのですが、スマートフォンを利用していると急に重くなる、もしくは、動作が不安定になるケースは少ないです。というのも、過去に作られた不正アプリ、ウィルスとは違い、現代の不正アプリ、ウィルスのほとんどは、バックグラウンドにおいて勝手に動くという性質があるからです。

要するに、表向きは何も動作していないように見せかける、バレない間に大事な情報を盗む、もしくは他のユーザーにも不正アプリ、ウィルスを感染させる媒体として、使用される状況がずっと続く・・・というわけです。

その他の危険性では、SNSを不正利用される、もしくはスマートフォンを乗っ取られるという危険性があります。

例えば、危険なリンクをクリックした後にアクセスしたサイトで、ID、パスワードを入力してしまうと、どのようなID、パスワードを使用しているのか、こちらを盗み見られてしまうことがあるのです。

その後は、本人になりすます形でSNSを不正利用されることが多く、関係者に対して、危険なリンクを踏ませるといった、悪用が繰り返されるようになります。乗っ取りの場合は、急にスマートフォンが動作しなくなるといった流れで、最終的に、ロックされたような状態になり、スマートフォンを正常な状態に戻したいのであれば、指定口座にお金を振り込むよう命じられることもあります。

このようなトラブルがSNSには潜んでいるので、誰彼かまわずフォローする、フォロワーになるという使い方よりも、限定的にフォロー、フォロワーを登録していくほうが安全でしょう。

それと、SNSはサブアカウントを作らないほうが良いです。というのも、サブアカウントはメインアカウントに比べて、ID、パスワードがいい加減なことが多いからです。

つまり、SNSを通じてハッキング被害に遭う可能性を、ユーザー自らが上げているようなものなので、自重したほうが良いと言われるようになりました。また、今ではセキュリティソフトを通じてのログインも可能な時代になっているので、SNSを安全に使用したいのであれば、セキュリティソフト前提でログイン、ログアウトを繰り返したほうが、ハッキング被害を避けることが容易になります。