無料、有料の違いは?セキュリティソフトに有料がある理由

もし、無料のセキュリティソフト、有料のセキュリティソフトのどちらを選ぶかで迷っている場合は、有料のセキュリティソフトを選んだほうが良いでしょう。

というのも、無料のセキュリティソフトには多くの欠点があるため、以下の欠点を知っていると、有料のセキュリティソフトが存在する理由が良くわかるためです。まず無料のセキュリティソフトは、機能が少ないため、高度化が進んでいる現代のネット社会に対応できていないという欠点があります。

機能が少ないことについては昔から言われていたのですが、これといって改良されるわけではありません。というのも、無料のセキュリティソフトは広告収入を得る、もしくは有料のセキュリティソフトを使ってもらうことによって、利益を上げているという仕組みがあるからです。

つまり、無料のセキュリティソフトのみで高度な対応が取られていると、自然と有料のセキュリティソフトの利用者数が減ってしまうため、無料のセキュリティソフトは、あまりバージョンアップされないという欠点を抱えているのです。稀にバージョンアップしましたという情報も見かけますが、こちらは宣伝目的で行っていると割り切ったほうが良いでしょう。

その他の欠点では、無料のセキュリティソフトはサポートサービスが無いため、なにかトラブルが起きた際は、自分で対応しないといけません。有料のセキュリティソフトであればメールサービス、電話によるサービス、チャット上のサービスに対応しているため、ちょっとしたことで連絡を入れたとしても、専門スタッフが状況改善に必要な行動を教えてくれる、もしくは遠隔操作という形で、問題を解決してくれるというメリットがあるのです。

他にも欠点は存在し、無料のセキュリティソフトはウイルスの検出性能にも問題があります。インターネットで無料のセキュリティソフトについて調べると、「昔に比べて高性能な無料のセキュリティソフトが増えた」、このような情報を見かけることもありますが、このような情報がいつ投稿されたのか・・・、こちらも併せてチェックするようにしましょう。

無料のセキュリティソフトは性能が悪く、マカフィーなど有名なセキュリティソフト以外は、そこそこの働きしかしないと思ったほうが良いです。そのため今では、有料のセキュリティソフトであっても、多くの人から利用されるようになりました。

有料のセキュリティソフトは、ウイルス検出率の高さを公表しているだけでなく、リピーター率についても公表しているケースが増えてきました。また、有料のセキュリティソフトは有料なだけにお金がかかる、このように思われることもあるのですが、今では1年間分であれば約6000円で購入できます。

3年間まとめての購入であれば、約15000円に値引きされるケースが増えているため、決して高いと言えるものでは無いでしょう。今では、パソコンのセキュリティ状態によって、大事な情報が盗まれる、壊されてしまう可能性が高まっています。

なので、無料のものより有料のセキュリティソフトのほうが安心できる、このような気持ちで、有料のセキュリティソフトを選ぶと良いです。